“I don’t know.” じゃなくて……
- 2015.03.10
- 使える英語表現 英語/English
目次
今日のワンフレーズ:わかりません。/見当もつきません。
“I don’t know.” と言って突き放しちゃダメなんです
人に何かを尋ねられて「わかりません」と言う場合、
日本語でも、ただ「わかりません」と言うことは少ないと思います。
「すみません、わかりません。」
「ちょっとよくわかりません。」
「まったくわかりません。」
など、ちょっと付け足して答えます。
これは何故かと言うと、
いきなり「わかりません」とだけ言うと
ものすごくぶっきらぼうな感じがするからです。
でも、英語圏で日本人がやらかしてしまうのが
このぶっきらぼうな受け答え。
質問に対する答えが
「Yes」「No」だけ。
ちょっと慣れると「I don’t know.」。
これだと、本人はまったくそんな気ないんですが、
相手を突き放した感じに聞こえてしまうんですね。
私に触るな!的な……。
そこで、「わからない」際のバリエーションとして覚えたいのがこれです。
「わかりません/見当もつきません」= ”I have no idea.”
「idea」はそのまま「アイデア」「考え」という意味とともに
「見当」という意味もあります。
その「アイデア」「考え」「見当」がまったくないところから
「わかりません」という表現が出てきます。
もうひとつ「I don’t know」の代わりに使われるフレーズで
「I’m not sure」というのがあります。
ただ、この場合は「知っているけどその答えが確実じゃない」
「あやふやだ」というニュアンスがあるので、
まったく分からない場合には使えません。
ということで、今日の場合は「I don’t know」でしたが、
「Yes」「No」「I don’t know」と言う代わりに、
別の表現をひねり出すことを心がけると
自分自身の英語力にも幅が出てくると思います。
-
前の記事
『我慢できない』がまんの種類による英語 2015.03.09
-
次の記事
『ハチドリのひとしずく』のごとく 2015.03.11