『大分よくなりました。』おおいたじゃなく、だいぶ(だいぶん)です。
- 2014.08.20
- 使える英語表現 英語/English
「much」は「以前と比べて大分」という感じ
つまらぬことを申しました。
失礼。
今日は「much」の使い方についてお話します。
ちょっと体調を崩して会社や学校を休んだ明くる日、
「体調どう?」と聞かれることがあるでしょう。
そんなとき
「大分良くなりました。」= “I feel much better.”
と答えたりします。
「much」が「以前と比べて大分」とか「ずいぶん」という感じで使われます。
「I feel better」(マシです)だとちょっとぶっきらぼうな印象。
「I feel better now.」(今はマシです)で少しは愛想が出てきました。
「I’m feeling better.」と言ったりもしますが、
やはり現在形、「much」=「ずいぶん」付きの
「I feel much better.」が、
訊いてくれた相手への感謝と言うか、
ねぎらいの感情がより伝わりやすいように思います。
心配してくれていた相手は、自分が辛かった状況を知っているから
「体調どう?」と訊いてくれたのですから、
その辛かった状況と比べて今どうなのか、と答えるのが正しい姿勢というものでしょう。
そして、“I feel much better.” の後には、
必ず「Thank you.」「Thanks.」と言うようにしましょう。
英語では「体調よくなった?」と訊いてもらったら、
大抵 ”Thanks for asking.” =「訊いてくれてありがとう(気にかけてくれてありがとう)。」
という気持ちの省略バージョンとして
「Thank you 」あるいは「Thanks」と言います。
今日の言葉に限らず、お店で何かをオーダーするとき、誰かに何かを頼むとき、
そして気にかけてもらったときなど、
心がけて「Thanks」と言えるようになれば良いですね。
これだけで相手に与える印象は「much better」=「ずいぶん良く」なりますから。
まあ、日本語でも同じですね。
何かにつけて、「ありがとう」は言えるようになりたいものです。
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