『5日で(後)戻ります。』の起点は「今」
- 2014.09.03
- 使える英語表現 英語/English
現在が起点の「in」と過去のあるときが起点の「after」
“I’ll be back.” という台詞。
一時期めちゃめちゃ流行りましたよね。
でもあのとき彼は、「いつ」戻るとは言いませんでした。
今日の表現のポイントは、その「いつ」という部分です。
「◯日後に戻ります。」だからと
安直に「after」を想像すると失敗します。
学校ではあまり教えてくれませんが、
「現在」を起点にして、未来の時間経過を指して「後」と言うときは「in」を使います。
「after」は、過去あるいは未来に起こった出来事を起点にして、
「そこから経過したある期間を経てから」後のことを指すときに使うのです。
「5日後に戻ります。」= ”I’ll be back in 5 days.”
—- 「今から5日という時間が経過した後」を指しています。
「5日後に戻りました。」= ”I came back after 5 days.”
—- 「過去のある時点から5日経ったあるとき」を指しています。
もう、これは「未来表現のin」、「過去表現のafter」というように
セットで覚えるのが間違いないと思います。
ところで、「◯日後」という「今」を起点に未来を指す表現については
「〜in 」以外に、置き換えられる表現があります。
「in 5 days」=「5 days from now」
「from now」で、はっきりと現在が起点であることを示していて分かりやすいですよね。
こんなふうに、むずかしい単語ではないのにややこしい「前置詞」は
何か置き換えられる表現を知っていると覚えやすいかも知れません。
とにかく、例文をご自身でいろいろ作ってみてください。
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