『I’ll do it first thing in the morning.』

『I’ll do it first thing in the morning.』

 

今日のワンフレーズ:I’ll do it first thing in the morning.

「一番目に」「最初に」という副詞形で

 

めんどくさいことを頼まれました。

もうちょっと今日はやりたくないなあ。

そういうときに、こんなこと言ったりします。

 

I’ll do it first thing in the morning tomorrow.” =「明日の朝一でやります。」

 

そんな、やる気のないときだけじゃなく、

朝一で」という場合には

first thing in the morning」と言ってみましょう。

 

ここでちょっと疑問。

「first」の前に「the」は要らないの?

よく「the first thing」という形であちこちに出てきます。

ちょっと考えてみましょう。

 

まず「the first thing」。

この場合の「first」は形容詞形として使われています。

名詞の前に置いて

「一番目の」「先頭の」「真っ先の」という意味になります。

例えば「the first day(1日目)」「the first year(1年目)」、

そして「the first thing(最初の事)」

 

この場合には、

「I’ll do it」の後に「the first thing」 を続けようとすると

その前に「as」だとか「for」が必要になりますね。

 

これに対して「first thing」の場合の「first」は

副詞として使われています。

日本語にすれば

「最初に」「一番目に」「真っ先に」となります。

なので「first thing in the morning」が「朝一で」となるのです。

 

さて、「朝一」=「first thing in the morning」に対して

一日の最後に」はどうなるでしょう。

これは「last thing at night」というふうになります。

 

ここでまた疑問。

なんで、朝は「in the morning」で夜だと「at night」なんだろう。

学校では、有無を言わさずこう覚えさせられました。

 

in the morning」は午前中全体を指す言葉

時間的な広がりがあります。

at night」だと、「夜のある時点」ということになります。

 

これは、「夜=寝る時間」という

電灯社会以前の習慣から来る慣用表現です。

夜に時間的広がりが無かった時代のもの。

 

夜型人間の多い現代の感覚で言うと

in the night」と言っても、なんらおかしくないんじゃない?

とは思いますが、

ネイティブに訊いてみると

どうやら「in the night」は

通常はないような事態が夜に起こった場合に使われるようです。

 

例えば、真夜中に物音がして目が覚めたときなど、

「I was awakened by a strange noise  in the night.」と

in the night」がピッタリくるんだって。

 

こういう感覚的な文法っていうのは

日本語も同じですが、あとから理屈をつけて覚えるのは

難しいですよね。

 

でも、理屈がわからないと覚えられないという人も多いのも事実。

分からないことをそのまま放っておくと

後々いろんなことがわからなくなるので、

たまにこういうふうに突き詰めることも大切じゃないかな?

と思います。