『思っていたより良かった。』というときの「思っていた」は……
- 2014.12.12
- 使える英語表現 英語/English
目次
今日のワンフレーズ:『思っていたより良かった。』
「思う」の種類を「think」以外で考える
今日のポイントは「思う」です。
日本語で「思う」というと、まあ、
一般的な「思う」としか出てこないですが、
英語の「思う」には、いろいろ種類があります。
というか、日本語の「思う」には
いろいろな状況が含まれているんです。
??と思った人。
じゃあ、ちょっと考えてみましょう。
ざっと見てみても、
①考える
②信じる
③想像する
④推測する
⑤感じる
⑥予期する
⑦願望する
⑧意図する
⑨みなす
⑩疑う
⑪恋する
⑫思い出す
まだまだあるかも知れませんがひとまずこんな感じ。
これ、全部「思う」で済ませることができるものです。
英語では、これをそれぞれの単語で表現する必要があるので
状況にあったものを使えるよう、ひとつずつ覚えましょう。
ところで、今日の場合の「思う」は何だと思いますか?
「思っていたより」というのは、
「あらかじめ想像していた、期待していたより」という意味ですよね。
なので「expect」を使います。
「思っていたより良かった。」= ”It was better than I expected.”
ほとんど決まり文句のようなものです。
このまま覚えちゃってもいいと思います。
他の「思う」についても、その都度考えていきましょう。
とにかく、日本人は日本語の感覚で
「think」を多様する傾向にあるようです。
いつもいつも「think」を使うのでは
ひょっとすると真意が伝わらない可能性もあるので、
意識して、別の単語を探すようにすると良いんじゃないでしょうか。
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