『もうすぐ5時です。』に見る「almost」の使い方
- 2014.08.23
- 使える英語表現 英語/English
「almost」の「ほとんど◯◯みないな」というイメージ
待ち合わせの時刻が迫っています。
ああ、でもちょっと遅れそう!
ほんの5分ほど!
そういうとき、携帯でメールします。
「もうすぐ着きます! 5分だけ待って!」
英語で何と言うでしょう。
“I’m almost there! Give me another 5 minutes!”
こんな感じでしょうか。
今日のキーワードはこの「もうすぐ」なんですが、
「もうすぐ」= 「almost」なんですね。「soon」でも良いのですが、
「almost」の方が、実況中継的な臨場感が出ます。
だから
「もうすぐ5時です。」= ”It’s almost 5.”
でイケるんです。
他にも
“I’m almost finished.” =「もうすぐ終わります。」
最初に出た
“I’m almost there.” =「もうすぐ着きます。」
なんかにも使える、応用の効く言葉です。
ただ、「almost」には他にも、微妙に意味が違ってくる表現がありますので
気をつけてください。
“Almost everyone cried.” =「ほどんど全員が泣きました。」
“It was almost like a dream.” =「それはまるで夢のようでした。」
などのような使い方です。
時間的な「まだだけど、もうすぐ」と
状態・現象が「ほとんど◯◯と同じ」という違いがあります。
まあ、どちらも
「あと少しで◯◯みたいな」というイメージで使われていることには違いがないので
慣れれば簡単に使い分けられるでしょう。
『もう5時です』は『already』で
ところで、「もうすぐ」が「almost」 なら
「既に」超えちゃってる場合は何と言うでしょう。
ということで、付け足しておきます。
『もう』とか『既に』の場合は「already」を使います。
例えば、
「もう5時です。」= ”It’s already 5.”
「もう終わってます。」= ”It’s already finished.”
いろいろ例文を作ってみてくださいね。
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