英会話一日一言『Ta-da!』は「タダ」じゃないよ
- 2014.10.02
- 使える英語表現 英語/English
効果音もこんなに違う!英語と日本語
ご存知の方は多いでしょうが、
今日は「Ta-da!」について考えてみます。
ここまで言えば十分なんですが、
そこをしつこくやってみましょう。
「Ta-da!」または「Ta-dah!」と書かれることもあります。
発音としては「タダー!」とか「タラー!」と聞こえるでしょう。
これは、よくネイティブの人が「d」や「t」の音を滑らせて「l」の音に聞こえるというだけのことです。
「get out」が「ゲラウッ」と聞こえるのと同じ。
文字自体には特に意味はなく、日本語の「じゃじゃーん!」とか「じゃーん!」に当たる効果音で、
何かを他人に披露したり、自慢する際に、両手を広げるポーズとともに発します。
きっと、もともとはトランペットのファンファーレ的な音を模したものでは?
と推察されます。
日本の「ジャーン」は銅鑼(どら)の音なんでしょうね?
「Ta-da!」と同じような効果音が他にもあるかな?といろいろ探してみたところ、
漫画で人を殴るシーンなんかで日本語の「ボカッ」「ドシッ」「バーン」というような音が「pow」だったり
マジックでモノを消すときの「フッ」は「poof」だったりと、チラホラ見つかるものの、
いわゆる「オノマトペ」的なもの、擬音というものは、日本語には無数にあるのですが、
英語は、擬音そのものが動詞化しているものが多いですね。
例えば「キラキラ光る」はそのまま「twinkle」とか、ドアを「コンコン」が「knock-knock」とか……。
そういうのがたくさんあります。
興味があれば、日本語のこの音は英語でどういうのかな?など、調べてみると面白いと思います。
それが、英語では、単なる擬音ではなく、ひとつの単語(主に動詞)として通用するので、ボキャブラリーも増えるということにつながります。
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