『What a waste./That was such a waste.』ワンガリ・マータイさん。この表現英語にもありました。
- 2015.01.15
- 使える英語表現 英語/English
目次
今日のワンフレーズ:What a waste./That was such a waste.
物をムダにしてしまうときに使います
2004年のノーベル平和賞受賞者・ワンガリ・マータイさんについては
「MOTTAINAI」活動の提唱者として
日本でも広く知られています。
残念ながら、彼女はもうこの世の人ではありませんが、
マータイさんが呼びかけたこの活動は
今も世界中でつながりを見せています。
マータイさんが日本語の「もったいない」に感銘を受けて
自らが進めていた環境活動のテーマワードとして使ったわけですが、
英語にだって同じ意味の言葉はあります。
実際マータイさんも、活動の初期には
英語の「wasteful」を使っていました。
今日のフレーズは
物をムダにしてしまった時に言う一言です。
What a waste. /
That was such a waste. = もったいない!(無駄だ)
日本語で言う「もったいない」の「勿体」は
もともと「物体(ぶったい)」から「勿体(もったい)」へと
変形したものとされていて
「本来あるもの」「大事なもの」という意味でした。
「もったいない」というのは
「その大事な、本来あるべきものがない」ということになります。
今使われているような
「物の価値を十分に生かし切れず
無駄になっている様子や行為を戒める」意味とは少し違いますね。
いずれにしても、日本語の「もったいない」には
広い意味があるのは間違いありません。
今日のフレーズ「What a waste./That was such a waste. 」は
物を無駄にしているときに使うもので、
「やっておけばよかったのに。もったいない」
という場合には使いませんので気をつけて。
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