映画『フランキー&アリス』のハル・ベリー そして結末
- 2014.09.12
- movies to watch
ハルベリが『Frankie & Alice』で現代版『ジキルとハイド』を熱演
今朝NHKの朝番組を見ていたら、映画の紹介をやっていたので
気になって調べてみました。
原題『Frankie & Alice』(フランキー&アリス)
オスカー女優の Halle Berry (ハル・ベリー)主演の映画で
日本での公開が2014年9月20日と迫っています。
実はこの映画、2010年のカナダ映画なのですが
後にゴールデングローブ賞(Golden Globe Awards)に主演女優賞にノミネートされたことで注目を得、
日本公開となりました。
内容は、今では世間でもよく知られるようになった
解離性同一性障害。〜すなわち多重人格に苦しむ女性のお話なのですが、
映画の舞台である1970年代に、それを知る医師すら存在しませんでした。
黒人のダンサーである Frankie は、その中に
白人であり人種差別主義の Alice を同居させています。
Frankie が Alice に体を乗っ取られていく様といい、
徐々に明らかになっていくFrankie の過去といい、
信じられない結末といい
101分の上映時間中、ずっと釘付けになるのだ
という紹介でした。
予告を観ても、本当に息の詰まるようなお話なんですよねえ。
Halle Berry の作品への熱意
この映画は実話です。
そして、この話を映画にするために、
ハルベリ自らが権利を得ようと10年間交渉を続け、
そしてプロデュースまでやっているそうです。
彼女自身、人種の入り交じった家庭に育ち、この作品に対する共感の度合いが
ただならぬものであることは、ちょっと映像を観ただけでも伝わってきます。
迫力がすごいんです。
解離性同一性障害(Dissociative Identity Disorder ; DID)は
自分が自分であるという感覚が失われている状態。
症状は、つらい体験を自分から切り離そうとするために起こる
一種の防衛反応と考えられています。
作品中で、ハルベリも一人役(3人格)を演じているわけで、
本当に演ずることが大変だっただろうなというのが想像できます。
早く観てみたいと思うのですが、
アメリカでの評判はそれほど良くないのが残念。
なぜなのかなあ。まあ、観ていないので何とも言えません。
結末も非常に気になります。
しかし、上映する映画館も少ないし、
これはしばらくおあずけを食らうのかな……と予想しています。
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