“Stay weird, stay different.” 第87回アカデミー賞の感動的スピーチ

“Stay weird, stay different.” 第87回アカデミー賞の感動的スピーチ

今日のワンフレーズ:Stay weird, stay different.

覚えるべき言葉でも何でもないですが、心に響きました

 

先週、第87回アカデミー賞の発表がありました。

受賞者は次々、ステージで受賞スピーチをするわけですが、

 

その中で最も感動的だったとして、

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』の

脚本でアカデミー脚色賞を受賞した

脚本家のグレアム・ムーア氏(34歳)スピーチが

全米で話題になりました。

 

 

その感動のスピーチを、挨拶の部分は省いて、

見てみましょう。

 


 

 

“I tried to commit suicide at 16 and now I’m standing here,

I would like for this moment to be for that kid out there

who feels like she doesn’t fit in anywhere. You do.

Stay weird. Stay different, and then when it’s your turn and

you are standing on this stage please pass the same message along.”

 

「16歳の時、私は自殺を図りました。しかし、そんな私が今ここに立っています。

私はこの場を、自分の居場所がないと感じている子供たちのために捧げたい。

あなたには居場所があります。

どうかそのまま、変わったままで、他の人と違うままでいてください。

そしていつかあなたがこの場所に立った時に、同じメッセージを伝えてあげてください」

 


『イミテーション・ゲーム』という映画 

 

『イミテーション・ゲーム』は

第二次世界大戦中、世界最強とされた

ドイツ軍の暗号システム「エニグマ」を解読した

イギリスの数学者アラン・チューリングの生涯を、

実話に基づいて描いた映画です。

 

これまで、「エニグマ」をめぐる映画は

数多くありましたが、

それを解いた人物を、ここまで詳しく描いた作品はありませんでした。

 

これは、史実も含めて、

もっと知りたいなと思わせてくれましたねえ。

 

 

チューリングは終戦後、同性愛の罪で起訴され、

1954年に41歳で自殺しました。

 

今回のムーア氏のスピーチは、

自分が人と違うことで苦悩したチューリングの悲劇と

ムーア氏自身が、10代の頃からうつ病に悩まされてきたことを

重ねあわせて

自然に出てきた言葉だと思います。

 

この映画ではたまたま同性愛というマイノリティが主人公だったわけですが、

人は誰しも「自分は変わっている」という自覚があるものではないでしょうか。

 

このスピーチは、世界中の誰もを元気づけたのではないか

と思います。

 

こういうものがありました。

興味があれば、読んでみてください。

 

エニグマ アラン・チューリング伝 上

ホッジス,アンドルー著 ¥2,916

 

チューリング

B・ジャック・コープランド (著), 服部 桂 (翻訳)  ¥3,132

 

チューリングと超パズル: 解ける問題と解けない問題

田中 一之 著 ¥2,700